コロナ禍でできる防災訓練とは

マンション防災

2年ぶりの防災訓練

2021.03.14
マンションの防災訓練を実施しました。
例年3月に実施してきた町会との合同訓練は、コロナ感染症の流行を受けて、昨年と今年の2年連続で中止。2月の防災委員会では、マンション単独で訓練を実施するか否かがテーマになりました。

「東日本大震災の余震が続いている」
「首都直下地震の発生確率が高い」
「コロナとは関係なく災害は発生する」
「2年連続実施しないのはどうなのか」
「住民の防災意識は高めていきたい」

話し合いの結果、短時間で密にならない2つ訓練を実施することに決定しました。

1.住民が住戸内でおこなう訓練
 ・全員一斉に身を守る行動をとる
 ・安否(無事・要救助)を知らせる

2.自衛消防隊(※)の安否確認訓練
 ・各住戸の安否状況を確認する
 ・確認した結果を本部隊に報告する

訓練の流れと内容

事前に自衛消防隊の担当や配置を決めておき、当日は感染症対策をして臨みます。

8:30 防災委員会集合
   (掲示板の設置、配布物の準備)
8:40 自衛消防隊集合
   (用紙配布、訓練内容の確認)
8:55 訓練放送スタート
   (住民への訓練周知)
9:00 「地震発が発生」
   →シェイクアウト訓練(身の守る行動)
9:02 「揺れが収まる」
   →安否状況の表示(マグネット貼付)
9:05 自衛消防隊が各住戸の安否を確認
   →本部隊へ報告
9:10 本部隊で報告まとめ
9:20 訓練終了放送
9:30 集計結果の掲示、解散

訓練への参加率76%

はじめて使う放送設備に戸惑ったり、強風が吹く中での確認作業に苦戦しながらも、訓練は無事終了。
住民の参加率は、76%(415/687世帯)という結果になりました。
自衛消防隊には、訓練での気づきをアンケートという形で回答してもらい、次回の防災委員会で共有していきます。

防災訓練、これからの課題

マンションで防災委員会を立ち上げたのは、昨年7月。11月に自衛消防隊向けに防災設備や資材を見学ツアーを実施しました。防災委員会も加わっての住民向け避難訓練は、今回がはじめてです。

形骸化していた訓練も実際の災害を想定したものに少しずつ変えていこうしています。対策本部の立ち上げ、情報の収集や伝達、避難誘導や救助など自衛消防隊の活動について検討していかなればならない課題がたくさんあります。

自衛消防隊(※)
マンションの自主防災組織。
管理組合理事、防火管理者、管理会社(防火管理技能者)、住民(輪番制)らで構成している。
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