2022年2月19日。東京第一友の会様の主催するイベント”『友とあゆむ』つどい”にて、ポリCOOK®が講座を開催させていただきました。
コロナ禍で行われたオンライン配信イベントには、友の会の会員様や一般の方、合わせて約300名の方がZoomやYouTubeでご参加いただきました。
※今回の講座は、ポリCOOK®代表の森下園子氏とアシスタント講師2名で担当しています。
講座の内容
《講座の目的》
ポリCOOK®でポリ袋料理を作り方を知っていただき、美味しいご飯が炊けるようになっていただくこと、そして、災害時の食問題について参加者の皆さんと一緒に考えることの2つです。
《講座時間》(調理実習と講義で80分)
前半の調理実習は、講師が自宅からリアルタイムで配信し、参加者様は講師の手元やお鍋の様子をご自分のパソコンやスマホの画面からご覧いただきます。
後半の講義では、ポリ袋の選び方、必要な道具、調理の注意点、ポリCOOK®のメリットをお伝えし、災害時の食事作りについても考えていきます。
《実習メニュー》
災害時に覚えておきたい3品です。
・基本のご飯
・ツナトマトスープパスタ
・ご飯から簡単おかゆ、かぼちゃがゆ
ツナトマトスープパスタは、家にある食材で手軽に作ることができて、おもてなし料理にもなる。クックパッドでも大人気のメニューです。
ご飯から作る簡単おかゆは、赤ちゃんや高齢者の食事もご家族の料理と同じ鍋で作ることができます。カットしたかぼちゃを加えて、野菜がゆにアレンジします。
ご飯が美味しく炊けない
ポリ袋料理を既に作ったことがあるという方にお話をうかがってみると、「実は、ご飯が美味しく炊けないんです…」という方が意外と多いのです。
参加者様には、美味しいご飯を炊いていただけるように、食座とその準備、道具の使い方、湯煎のポイント、仕上げの一工夫までを丁寧にお伝えしていきました。
「基本のご飯を炊いてみたい」という参加者様には、ご自宅のキッチンからご参加いただき、画面を見ながら一緒に実習していただきました。
炊きあがった熱々のご飯を一口、召し上がっていただくと、「ごはん、美味しいです!」「初めて上手に炊けました!」というコメントがチャット届きます。
満面の笑みで大きな丸を画面に送ってくださる方や海苔を巻いておにぎりにしてくださる方など、皆さんが楽しんでいる様子が伝わってきました。
災害時の食問題について考える
後半の講義では『ポリCOOK®防災レシピ』を使って、缶詰や乾物を使ったレシピや冷蔵庫の中身を活用する方法などを見ていきます。
1週間の在宅避難生活を想像してみるといろいろな問題が見えてきます。
・わが家のお米とお水はどのくらい必要?
・ご飯を炊くの調理水やカセットボンベは?
・食器が洗えない時はどうする?
・ゴミの処理はどうする?
・乳児のミルクはどうする?
講座を終えて
今回のオンラインイベントは、初めてのが取り組みがいっぱいでした。
まず、コロナ禍で講師がそれぞれの自宅にいて、講義・デモ・画面コントロールを別れて行うスタイル。回線トラブルに備えてbackup体制をとり、リハーサルを重ねて臨みました。
そして、youtubeでの配信というものをはじめて。デモを担当している私には配信の様子が確認できないため、どのように見えているのか?回線のトラブルはないかな?とドキドキしていました。
主催者 友の会の皆様へ
準備から当日の配信まで大変お世話になりました。運営スタッフの皆様のお陰で、無事に講座をお届けすることができました。ありがとうございました。
参加者してくださった皆様へ
美味しいご飯を炊いていただけたでしょうか♪講座後もたくさんの感想やメッセージをいただき、活動の励みになります。ありがとうございました。